紀元前25年カエサル・アウグストスがアルプスを越えて北へと遠征した時、退役軍人達にこの町を造らせたという。古代ローマ遺跡が多く残り、アルプスの麓の町というイメージが強かったのでとても美しい町、という先入観が強かった。
が、、来てみたらそうでもなかった。
アルプスは遠く、アルプス山麓の町とは言えなかったし、アオスタの町はこの古代遺産を目玉に美しい観光都市にしようとがんばっているようだったが、イタリアの国にはスケールの大きな古代遺跡の街が多すぎて、その中でアオスタの遺跡は小さすぎ、世界遺産の登録はされていなかった。
だから、国から予算も豊富には下りないのだろう、迷路のような古い道は舗装されて石畳ではなかったし、古い町並みも美観地区を目指すほどには手入れされていなかった。。
町自体はそれほど大きくは無く、歩いて全て回れる大きさである。
日本の旅行会社のイタリア旅行のツアーからは外されやすい町だ。
その代わり、どこに行っても、観光客の人影は少なく、日本人の姿は私たち以外、見なかった。
ひっそりとした石の回廊
人影がほとんどない円形劇場
そのせいか、物価は安く、美味しいレストランのスパゲッティを食べながら、行き交う人々のウォッチング、犬の喧嘩を見ているのも面白かった。
なんか、太っている人がとても多い。特に女性が。
ちょっと、マンマ!美味しいご飯を作るのは良いけれど、そんなに太ったらまずいでしょ。娘さんもそうなっちゃいます。
失礼!びっくりしたので写真撮っちゃった。
ねぇ、その黒マスク、日焼け防止でしょう?
でも、変じゃないですか?三人そろってそんな恰好して歩いていると…怖いです。
烏天狗みたいですよ。あ、韓国には烏天狗は無いのですね。