リビングは実に雑多なものを置くことになります。
家具でしたら代表的なものは、椅子、テーブル、テレビ、ステレオ、パソコン
子供がいたらおもちゃ、
新聞、雑誌、
細かい物は、財布、爪切り、印鑑、電卓、体温計、メモ、カレンダー筆記用具、セロテープ、ホッチキス…etc
外出する時は、ここで腕時計して鍵をカバンに入れる。
外出はリビングがスタート場所になります。
そのための収納について考えましょう。
かつて、私はだらしがなかった。
だらしのない私はリフォームする前は時間を無駄にしていました。
鍵がない!財布がない!、携帯が無い!毎日5分ぐらい無駄にしていたと思います。
時計を睨みながら、どうしょう!と涙目になって、走り回り、新聞雑誌の下、ピアノの上の雑多なものをひっくり返して、クローゼットの中のジャケットのポケットスカートのポケットを探る…
これを計算してみると、1年で30時間、10年で300時間。
人生を無駄にしていました。
そればかりではなく大変なストレスを心身にかけていたと思います。
健康を損ねたと思います。
リフォームする時、このストレスを解消しようと思いました。
私の家のリビングの壁に幅120㎝、奥行き45センチの窪みがありましたので、この場所を、雑多なものを美しく収納する場所としてプランしました。
この窪みにぴったり入る、造り付けのカウンターを入れました。
悩ましいステレオの置く場所を、ステレオのサイズに合わせて造ったのです。
特注家具にするととても高くつくので、夫に造ってもらいました。
床が杉でしたから、杉の集成材をホームセンターで買って造ったので安かったです。ただし引き出しにはCDがぎっしり入っていますので、引き出しの金物は高くてしっかりしたものにしました。
ほら、ステレオの下三段は奥行き一杯、2列にCDが入っています。全部で6列。これ以上は増やしません。
ステレオの上はプライベートの浅い引出しが二段。
上は夫用。下は私用。
細かい物はすべてこの中に。
出かける時、鏡を見ながら私は引き出しからピアスとネックレスを出して付けます。この中に入っている鍵をポケットに入れて、腕時計を付ける。
ここで工夫したのは、携帯電話が引き出しの中で充電できることです。右を見てください。
浅い引き出しの中は、一目瞭然なので、ここで鍵がない、時計が無い、携帯が無い、と騒ぐことは無くなりました。たまにはありますが…
スピーカーの下は新聞入れです。ここには一か月分以上の新聞が入ります。
寝室に行く前に、その日の新聞はここに入れてからリビングの灯りを消します。
動線に無駄なく収納を考えると、部屋は片付きます。
これは私の実体験です。
ここに新聞を入れて、「おやすみなさい」と、リビングを出ます。
物を片づけるのが楽になりました。
物を片づけるのが好きになりました。
おやすみなさい。